【フィニッシュドリル】バランスボールを使用したコンタクトフィニッシュドリル
導入
今回はバランスボールを使用したフィニッシュドリルを紹介
内容
バランスボールを仮のディフェンスに見立てたフィニッシュドリル。一人バランスボールを持たせたサポート役を置く。
それぞれの状況に合わせてアタック開始位置を決める。
メリット
- 様々な状況をイメージして実践感覚のトレーニングができる
- 人員が限られたチームにも取り入れやすい
→指導者が複数いない場合等 - 指導者と選手の性別が違う、または年齢差が離れている場合にも
→体力、筋力差があってもある程度ならバランスボールが吸収してくれる - 重要な試合の前等、怪我のリスクを減らしたい時にも向いている
- 接触した際のバランスを保つ練習になる
→万が一オフバランスになった際、どのようにフィニッシュまで持っていくかの練習にも - ステップ時にバンプする感覚を養いやすい
→バランスボールが壁の役割になり、オフェンスからしっかりと接触することが可能
ドリルの使用例(詳細)
- フィニッシュ前のステップ時にディフェンスと競る状況
→正面のディフェンスに対してバンプしながらユーロステップを入れる
→横のディフェンスに対して内側の足と共に押し込む - ジャンプ中にディフェンスと接触する状況
→待ち構えてブロックに飛ぶディフェンスに対して空中で接触
正面のディフェンスに対してはバランスボールは投げて空中でバンプ
横のディフェンスに対してはバランスボールを投げずに構える - ジャンプ中にディフェンスのブロックをかわす状況
→ダブルクラッチや空中でタメを作ってシュートのタイミングを遅らせる - ディフェンス(サポート役)の配置をランダムにしてよりゲームライクにする
→オフェンスの状況判断能力を養う