Drill Memo

バスケットボールの練習メニュー・ドリルを動画を引用してまとめ・解説をしています。

ディフェンスを打ち破るドライブに必要なポイント

今回はよりよいドリブルドライブに必要なポイントを説明した動画を共有する。

ポイント

まずポイントとして下記の4つがある。

  1. 内側の膝の位置(ボールがない側の)
  2. 内側の肩の向き
  3. ドライブ時の肩の高さ(角度)
  4. スタンスの広さ

それぞれの説明を下記にしていく。

 

膝・肩の位置

動画ではキラークロスオーバーを例に膝の位置の重要性を説明している。

キラークロスオーバーでは最初のレッグスルー時にボール側へディフェンスを動かしたい。

よりディフェンスの反応を引き出したいのでボールがない側の膝は地面に着くくらい低くボール側へ傾け、肩も同様に傾けることが重要。(肩はディフェンスからボールを守る意味合いでも重要)

そうすることでディフェンスが(抜かれるという意識から)反応せざるを得ないフェイクの振れ幅を出すことが可能になる。

その練習方法として(ボール側の)足の外側にメディシンボール(これはタッチできて高さがあまり高くなければ何でもいい)を置き、それをボールがない側の手で触ることを提案している。

その他には膝を傾けて触れる程の場所にメディシンボールを置き、膝の内側で触るのでもいいだろう。

手でタッチする場合はよりスピーディに、膝でタッチする場合はドライブの姿勢が曖昧になることを避けれるという意味でも確認の意味合いを込めて行うといいだろう。

 

肩の高さ(角度)

動画ではカイリー・アービングのドライブを使って説明している。

ドライブ時に肩を低くキープし、上半身が地面と平行になるくらいまで屈曲させることでディフェンスの懐に入る直線的なドライブが可能になる。

ただアービングのプレーは実際の試合で必死になった結果(バランスを崩している可能性もある)、ああいう姿勢になったと思うのでそのくらいの体勢を目指すくらいの意味合いでいいと個人的には考えている。

練習方法としてはディフェンスを抜く1歩目の場所にコーンを置き、それを拾うことが提案されている。ただこれもキラークロスオーバーで行うよりも別のパターンで導入した方がいいだろう。

 

スタンスの広さ

ドライブを仕掛ける際、スタンス(足幅)を広くすることでディフェンスのスタンスの外へドライブでき、より広い角度にドライブを仕掛けられる。

とにかく広くすればいいというものでもないので、自分の足の長さにあったスタンスを見つけることが重要。(動画内のケンバ・ウォーカーはくるぶし(靴の側面が)が地面に着くくらいに足を広げている。)

練習方法としては目印になるものを置き、その幅を目安にスタンスを作ることが提案されている。

 

 

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