Drill Memo

バスケットボールの練習メニュー・ドリルを動画を引用してまとめ・解説をしています。

【スキル解説】ジャマール・クロフォード(2016.10.10 vs UTA)

今回はジャマール・クロフォードのプレシーズン・ゲームハイライトを用いて解説を行う。動画引用元はこちら。

Jamal Crawford Full Highlights 2016.10.10 vs Jazz - 16 Pts, 4 Assists - YouTube

<1>
アーリーポストアップ。シールしているブレイク・グリフィンに対してナイスタイミングで鋭いアシスト。

グリフィンはディフェンスを押し込み、半身の状態で力強いフィニッシュをしている。ディフェンスにコースを遮られた場合、ディフェンス(リム)に正対してしまうとボールを守りきれなくなるため、こういったフィニッシュが有効

<2>
クローズアウトに対するカウンタードライブ。トランジションでディフェンスの位置も下がり気味、キックアウトをレシーブ直後、がら空きのミドルレーンへクロスオーバーの要領で突き出しながらクロスステップドライブ。ディフェンスがリムへリカバリーするのに対して、クロフォードはリムに平行にドライブし、フックシュートでフィニッシュ。リムへ向かうとフィジカル勝負となり、分が悪い。

 

<3>
スキップからクロスオーバー。スキップの際にディフェンスがスタンスを切り替えたことで、振り幅が広く、重心を揺さぶるクロスオーバーが効果的に。

<4>
ヘジテーションからのドライブ。ビッグマンに対して、クロスオーバーと同時にヘジテーションを入れ、間合いが詰まった瞬間にストレートドライブ。大小・長短様々なチェンジオブペーススキルを持つ、クロフォードならではのプレー。

<5>
ドラッグドリブル+アシスト。ピック&ロールに対して引いて守るビッグマンに対し、一度スローダウンしてからドライブ。ディフェンスが更に後ろに下がって対応したので、レッグスルーでのドラッグドリブルで急ストップ。マークマンとヘルプの二人に囲まれてしまう前に、速いタイミングでローラーへのアシスト。リズムチェンジ、ピックアップやアシストのタイミングが光る一連のプレー。

 

utheat.hatenablog.com